2006/07/09

交流会、という名の飲み会

同じ会社に属していても職場は別、この業界に入れば珍しいことではない。
入社後すぐ客先に常駐なんてことになると、ほとんど会社の人の顔を知らない、
なーんてことになってしまう。

そんなことを心配したのか、
金曜日、人事が主催する「コミュニケーション会」という名の飲み会があった。
やっていることは普通の飲み会だけど、
今思うと、あらかじめ「社員の交流を深める」と明示したことでちょっと違った飲み会になった(ような気がする)。

「はじめまして、ほげほげです。これからよろしくお願いします。」
「今どんな仕事されているんですか?」


こういうのって、とくに下から上の人にはなかなか言い出せないけど、金曜日はこれが多かった。
ついつい現場のグループで固まってしまう飲み会だが、これを遠慮なく言えるのでいろんな人に話しかけやすかった。

もちろんプライベートの趣味の話にもなる。ただ同じ趣味を持っている人はそうはいない。
で、趣味の話から一歩ずれて、仕事の趣向の話になっていく。

「あのwikiの投稿、読みましたよ。」
「あの本読みました。私はこう思いました。」


俺としては実はすごくよかった。コミュニケーション会という名前をつけたことで、交流を持つ、繋ぐといったことを無意識に解決しようとしていたのかも。

この「交流会」をいつもやっていければいいが、皆そう暇ではない。
今、"ユーザ参加型"、"オープン志向"と言われ次々と新しいコミュニケーションの形が作られている。

社内でもそういうコミュニケーションを作りたい、交流できる仕組みを作りたい。
あーやっぱり自分はそう考えているんだな、ここ2年くらいずっと。

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