2006/01/09

気づきのロングテール(社内ブログのすすめ1)

2006/01/05 社内ブログのすすめで挙げた5つ議題の1つめ。
会社内のコミュニケーションがどんどん減ってきているという話。

とくに地方SIerのように技術指向よりもユーザ指向が強い場合、仕事上での話のネタがより一時的になる場合が多いと考えます。
永久的に発展するIT技術やサービスネタよりも、一時的な顧客ビジネスネタの方が、その業務の核心に触れることができるからです。
でも、プロジェクトが終わるとメンバーの間のコミュニケーションはまたゼロとなり、残ったのは客先に収めたプロダクトのみということになるのです。
結果として社内はいつも、
「シンー・・・」
としてしまっているんです。
個人個人ではすごい技術者が居ても、会社としての技術力は世間から遅れてしまい、なぜか技術的な話をするのがタブーな雰囲気となってしまいます。
それでも上司は、低迷する売上を見て何かよいアイデアやビジネスを出せと、ただ社員をあおります。
-
(ここまでが背景、こういった状況ってめずらしいのでしょうか?)
-
だれもが仕事の中で、アイデアやひらめきといった小さな「気づき」を持つものだと思っています。
それは今ではもう思い出せないほど小さなものかもしれないし、今もココロの中で外に出るのを待っているのかもしれないものです。
どうすればその気づきをうまくクリップできるんでしょうか?
どうしたらその気づきをメンバーや自分の知らない人にまで共有し盛り上げることができますか?
そして気づきからビジネスへと変えることができるのでしょうか?
-
「ロングテール」とゆー言葉をよく耳にするようになって、最近ぐぐっていた。「はてな」によると、それはビジネスの言葉で
インターネットによって、これまで「2:8の法則」などといわれていた2割の商品が8割の売り上げを稼ぐ、という法則が成り立たなくなってきている。

という話らしい。
大ヒット商品というのその市場を占めてしまう現実世界と違って(PC-OSでいうとWindowsとかかな?)、インターネット世界ではもっと平均的な市場になっているということのようです。
直接は関わらないんだけど、ロングテールって言葉がはやってるから使ってみたい。
今の話に無理やり置き換えると、元請商談や現在の業務を2割のヒット商品と例えると、あとの8割はきっと直接ビジネスにならないアイデアやひらめきであるという仮説を立ててみる(8割は言いすぎ)。
やっぱ小さいアイデアとかって大事にしたいよなー。

0 件のコメント:

Loading...
Loading...